玉木美帆について
わたしブランド代表 玉木 美帆(たまき みほ)
人生を創る食サポーター
管理栄養士 健康咀嚼指導士
健康食育シニアマスター〔 (一般)日本健康食育協会認定〕
ラジオ「わたしチアダイニング」パーソナリティ
< 活動 >
日本健康食育協会、京都・大阪の幼稚園や子育て支援室、 自身が主催する大人向けの食育セミナー・個別カウンセリングを通じて6,000人以上の体質改善・ダイエットサポートを行う。
管理栄養士資格取得後、2012年から
京都・大阪の幼稚園や子育て支援室で、自身が主催する食育セミナーをスタート。8年間で2,000人以上の 食育に携わる。靴下で作成したパペット人形や人体エプロンなどのオリジナル食育グッズを活用し、視覚で楽しむ楽しい食育を行う。
子どもの食育を経て、大人の食育の重要性を感じたことや自身のダイエット経験を経て、2018年に「わたしブランド」を立ち上げ、大人の健康食育運営に携わり、ごはんを2合食べる食べる断食®の体質改善サポートに力をいれている。食と心の関係性を知り、本来ある「自身の魅力」を引き出す、心に寄り添うサポートを行っている。
悩みを笑いにポジティブ変換する言葉のパワーで、元氣を提供する「人生を創る食サポーター」として活動中。
<セミナー>
2021/8/22 セミナー 「食生活と免疫力の深い関係」
2021/2/28 イベント「さあ行こう!健康食育博2021」主催 他多数
<メディア>
2021年12月26日「楽しいニュース.com」朝が勝負!気持ちの良い睡眠の秘訣
2021年12月6日「楽しいニュース.com」コロナ太り解消のカギはお米にあった! しっかり食べられ我慢なしの「胃腸の筋トレ食事法」
2021年4月5日「商経アドバイス」
2020年11月より ゆめのたね放送局ラジオパーソナリティ「わたしチアダイニング」
<執筆>
青鞜社「子どもの食と栄養」第9章 食育
< 人生を創る食サポーター になるまでのSTORY >
18年前、当時21歳の冬。
飲食店のホールで、朝から夜まで働き、手のひらに湿疹とソーセージのような指の腫れができた。ある朝、自分の体が鉛みたいに重くて起き上がれない。。。枕をみると、髪の毛が束上になって抜けていた。ぞっとした・・・。
30分の昼寝が4時間近く寝ていたこと。疲れがなかなかとれなかったこと、、これがSLEの倦怠感の始まりだった。 病院へ行ったのは、不調がでた4カ月目の春。顔に湿疹ができ、耳にヘルペス。皮膚科へ診察した。採血と尿検査をし、大きい病院を紹介されて、聞いたことのない病名を医師から告げられた。
「全身性エリテマトーデス」と。
関節痛が増えてから、ステロイドを服用。自宅療養しながら、過ごしていた。今みたいにSNSがない時代。同じ病の人が近くにいてくれたので、力づけられてグレることなく薬も服用(笑)
しかし、これから自分がどうなるのか分からない。精神的にも不安定。彼氏や友達と買い物や大好きなカフェへ行っても、、楽しめない。元氣なふりをして本当は誰かの胸で泣きたいくらい、感情を押し殺していた。
全身性エリテマトーデス(SLE)の理解も浅く、天気の良い日にウォーキングをしていた。そのせいか?体調がだんだん悪くなくなってしまい、1年後にループス腎炎がわかり、本格的なステロイドの治療が始まった。検査入院は3ヶ月間。
体調は、ステロイドのおかげでどんどん良くなる。その一方で、20代の女子にはキツイ副作用。太り過ぎて見た目も別人になり、「わたしの人生ってなんだろう?」と問い続けているとき、運命の出会いがあった。
それは、「栄養」との出会い。食べたもので人の心と体が作られていること。
「薬だけでなく食べ物を変えれば、病気がよくなるかもしれない!」わたしも含め、同じ病の人の力になれるかもしれない!!そう思って、すぐに栄養士になる道を選択。気づけば変われる。SLEが教えてくれた。人生で初めて夢が見つかった。
25歳で、短大へ入学し、卒業と同時に編入学をし、管理栄養士を取得。30歳で独立。フリーランスの管理栄養士として、9年目。乳幼児の食育業、講師業などに携わっています。
発病当時から周りの人たちに力づけられていたわたしが、今度は、周りの人たちを力づけたい!!「食を通して、元氣な人を増やしたい!自分を愛する人生を創って欲しい!」これが、いまのわたしの夢です。
最後に、わたしが得たこと。
それは、食の力と考え方。病気と向き合うのではなく、食と向き合うこと。食べる楽しさ、生きる喜び♪ 元氣な心と身体♡
そして、一番大事な考え方。「わたし(あなた)が、難病なのではなく、わたし(あなた)のからだに難病があるだけです」という、考え方に着地したとき、自分の偉大さ、可能性があらわれてきました。
SLE19年目の今、歩けないほど激痛の関節の痛み1日寝てもなくならない倦怠感は変わりません。
わたしが発病したときは、治療法が少ししかなかった。今は、SLEのための薬があるのは、大きな希望であり、可能性しかない。
考えるべき点は、痛さや悲しみと闘うのではなく、寄り添うこと。痛さも悲しみも一緒にいてください。あなたがあなたらしく愛せる人生を、あなたの可能性を信じています。 2021年 8月
管理栄養士 玉木美帆